TAC中小企業診断士講座ブログ

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。資格取得により企業経営に関する体系的な知識が身に付きます。当ブログでは、中小企業診断士試験の最新情報や、中小企業診断士の活躍、TAC講座・出版情報等をお伝えします。

事例

【診】コンサルティングの現場から 第92回 つなぐ仕事(1)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


「コンサルティングの現場から」
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。

今回より、中小企業診断士S先生の“コンサルティングの現場”
をシリーズで連載します!

前回のお話はこちら



つなぐ仕事(1)

コンサルタントはつなぐ仕事が多い

TAC中小企業診断士ブログ_企業内診断士

コンサルタントには、つなぐ仕事が多い。

ここでの“つなぐ”とは、コミュニケーションを指す。

例えば、企業と企業をつなぐ、学生と企業をつなぐ
管理職・先輩社員と新米社員をつなぐなどである。

人間はひとりで生きられない弱い生物である。

「周囲と協力し、力を合わせた方が有利である」と知っている。

なのに、人間には自我があるから
周囲と対立することになる。

対立すれば、感情が優先して気まずい雰囲気となる。

しかし、人間の感情がいつまでも同じ状態で続くことはないから
後になって「対立しなければ良かった」とか
「元どおりにならないだろうか」と悔やみつつ
つながっていることの素晴らしさを思い知る。

それは、個人であっても、組織であっても、同じである。

コミュニケーションには、送り手と受け手が必要である。

コンサルタントにとっては、つなぐことを求める側がクライアントになる。

クライアントは、相手の考え方が読めなかったり
相手側についての情報不足を感じているから
「コンサルタントに聴いてみよう」となる。

もちろん、相手側がつながることを希望していない場合や
つながることを意識していない場合もあるから
“つなぐ”を強制できない。

中立の立場から、クライアントへのアドバイスを行う。

つづく



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【診】紹介!TAC講師プロフィール 第73回 渡辺まどか先生 本試験のとき、何を判断基準として、合格答案をつくり上げたか(4)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


「紹介!TAC講師プロフィール」
講義を担当する講師を紹介するコーナーです。

第73回目は、前回に続き渡辺 まどか 先生
出版記念レポートをご紹介させていただきます。

前回のお話はこちら



本試験のとき、何を判断基準として
合格答案をつくり上げたか(4)
渡辺 まどか 先生
関東地区担当


IMGP0045

TACに通い始めた時には全く考えてもいなかったことですが
私は2010年1月に独立しました。

美容業界専門のコンサルティング業
TAC中小企業診断士講座を始めとする講師業
月刊誌である「企業診断」を中心とする執筆業
この三本柱で活動をする毎日です。

企業診断(同友館)
http://www.doyukan.co.jp/search.html?c=1

中小企業診断士になる前の私は、全く自信がなく
夢も持てず、自分が何を考えているのかも
よく分からないといったお粗末な状況でした。

有名な格言ですが、「行動を変えれば考え方が変わる 
考え方が変われば人生が変わる」というものがあります。

今の私がまさにそうです。

TACに通うという行動をとることによって
中小企業診断士資格をとることができました。

中小企業診断士になることによって
たくさんの素晴らしい方と出会うことができ
多くの刺激を受け、考え方が変わりました。

その結果、独立という選択をすることになりました。

中小企業診断士資格への挑戦を始めた時が
私にとっての人生の転換期でした。

表紙に自分の名前が入った本をだせたことで
夢がひとつかないました。

今現在、中小企業診断士講座に
通学中の方はもちろんのこと

これから中小企業診断士資格に
チャレンジしようかという方にとっても

この本が何かしらの「気づき」を
得られる一助となれば、とてもうれしいです。

おわり

次回もお楽しみに!

TAC中小企業診断士ブログ_80分料理法

中小企業診断士2次試験 事例80分料理法
受験生最後の日2つのドキュメント〈2010年版〉
502教室ドキュメント制作委員会(編集)
出版社 同友館


TACの情報誌「TACNEWS」(2010年10月号)にて
出版記念レポートを全文掲載しています。

特別企画として渡辺先生のサイン入り著書を
抽選で1名様にプレゼントさせていただきます。

【応募方法】TACNEWS10月号とじ込みハガキにて応募
【締切】9/25(土)当日消印有効
【発表】商品の発送をもって代えさせていただきます。

ご希望の方は、TACNEWSをご覧ください。

TACNEWSは、全国TAC校舎にて無料配布しております。




他の講師の紹介・メッセージや講義風景の動画を
TACホームページからご覧いただけます!

TAC講師からのメッセージはこちら

次回の「紹介!TAC講師プロフィール」もお楽しみに!

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【診】コンサルティングの現場から 第91回 企業内診断士の苦労と活躍(5)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


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コンサルティングの現場から 第91回 
企業内診断士の苦労と活躍(5)


企業内診断士として、コンサルタントで活動する私の私見(2)

TAC中小企業診断士ブログ_企業内診断士

その「1歩」先を伝えていくために
「ミーティングマネジメント力」
が重要なスキルになります。

チーム内での会議や意思決定会議など
その会議をファシリテーションして
自分があらかじめ想定している方向、結論に落とし込んでいく。

無理やり持っていくのではなく
会議の参加メンバーの納得性が重要です。

進むべき方向性にメンバーが納得していれば
大変な気力・労力を強いてしまう改善・改革活動も
何とか進められます。

そして、プロジェクト全体の進捗管理
人・モノ・金をコントロールするために必要なスキルが
「プロジェクトマネジメント力」になります。

ここには、経営者等との交渉力も含まれます。

これまで様々なプロジェクトを見てきましたが
プロジェクトがうまく行かなくなる理由は
クライアント会社側の事情によるものもありますが
コンサルタント側の「プロジェクトマネジメント力」が弱く
プロジェクトがまとまっていかなくて
問題発生に至るケースが多いです。

プロジェクトマネジメントに関する基本的な知識は
「PMBOK」(Project Management Body of Knowledge)
を勉強すれば得られます。

しかし、プロジェクトマネジメント力や
前述のミーティングマネジメント力を高めるには
経験によるところも多いので
ある程度のプロジェクトを経験することが必要です。


最後に、診断士試験を目指している皆さんへ

会社で働きながら、診断士試験合格を目指して
勉強に励んでいる方が多いかと思います。

その勉強が自己啓発で終わるのか
合格を勝ち取るのかは、皆さん各自の目指している
目標で変わってくるのだと思います。

ただ、私が診断士試験に合格して思うことは
合格すると、普段の会社勤めとは、また違った世界を
覗いてみることができるということです。

人脈、視野が格段に広がります。

是非、合格してください。

皆さんと一緒にコンサルティングができる日を待っています!

今シリーズおわり

次回から新たな「現場」をお届けします!



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【診】コンサルティングの現場から 第89回 企業内診断士の苦労と活躍(3)

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コンサルティングの現場から 第89回 
企業内診断士の苦労と活躍(3)


合格後の苦労(主に実務日数獲得にまつわる話:続き)

TAC中小企業診断士ブログ_企業内診断士

受験生の皆さんは、ある方はTACの診断士講座で
ある方は自分のブログを通して、ある方は会社の仲間同士でと
様々な仲間と協力しながら、この診断士試験に
臨んでいらっしゃるかと思います。

その仲間達が、試験に合格してからも心強い仲間となります。

私も、合格してからの実務補習や
本の執筆活動を通して知り合えた方々と
実務経験を積んでいくチームを組んでいます。

チームメンバーから診断先企業を紹介していただきながら
診断士登録1年目は自分たちで実務日数を稼ぎました。

通学形態で学習している方がかなり有利ですが
普段一緒の教室で勉強している診断士同期の
皆さんとコミュニケーションを図っていくことが
合格してからも大事なネットワークにつながります。

これは、経験したからこその実感です。

つづく



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【診】コンサルティングの現場から 第88回 企業内診断士の苦労と活躍(2)

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コンサルティングの現場から 第88回 
企業内診断士の苦労と活躍(2)


合格後の苦労(主に実務日数獲得にまつわる話)

TAC中小企業診断士ブログ_企業内診断士

――診断士の資格維持要件は?

今、合格に向けて頑張っている皆さんにとっては
合格後の活動が気になるところですね。

診断士の資格を維持していくためには

(1)知識の補充要件:5回以上の研修受講(5年間)

(2)実務の従事要件:30日以上の診断等(5年間)

という二つの要件を満たして、5年ごとに更新していく必要があります。

(1)の知識の補充要件は、簡単です。

診断協会に入会・登録していれば
毎年、半日程度の研修の案内が届きますので
それを受講していけば要件は満たされます。

問題は、(2)の実務従事要件のほうです。

企業内診断士にとって、実際に中小企業のコンサルティングを行う機会は
かなり限られていると思います。

稀に、外回りのお仕事をされていて
担当のお客さんがたまたま中小企業だったという
恵まれた診断士仲間もいらっしゃいますが
まず、そんな機会がないのが普通ではないでしょうか。

では、どのようにして、「実務日数を稼ぐか?」ですね。

――実務日数を稼ぐにはお金が掛かる?

そんな皆さんに中小企業診断協会は
やさしい(?)手を差し伸べています。

中小企業診断協会では、診断実務に従事する機会が少ない
診断士の方々に「実務従事事業」なる機会提供の場を設けています。

これは、独立系の先輩診断士先生方が指導員となって
チームで中小企業の診断を行っていくものですので
診断実務の経験が浅い方でも安心(?)して
実務経験を積むことができます。

ただし、この実務従事に参加するには参加費用が必要です。

通常のコンサルティングであれば
診断先の企業からコンサルティングフィーをいただきますが
この実務従事事業は、企業に協力を求める代わりに
報酬を求めていません。

従って、係る経費は参加者が負担する必要があります。

参加費用は、診断協会支部に登録している方で
7,000円/日(非会員で10,000円/日)ですので
年間6日(5年で30日)の日数を獲得するには
42,000円の負担になるということですね。

その他、診断協会支部の年会費等も含めると
年間10万円弱の費用が掛かってしまいます。

「えっー。そんなに必要なの」

「お金掛からずに実務日数を取得する方法はないのかな?」

と思われる方も多いと思います。

費用の掛からない方法ですが、それは、自分(達)で
診断実務先を探してくることです。

「当たり前じゃないか!」という声が聞こえてきそうですが
お金を掛けないようにするには、自分(達)で
診断先企業を探してくるしかありません。

診断先企業の責任者に、診断実績証明書に印鑑を捺してもらい
更新時に提出すれば、資格更新要件は満たしたことになります。

では、その診断先をどうやって見つけるのでしょうか?

つづく



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