TAC中小企業診断士講座ブログ

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。資格取得により企業経営に関する体系的な知識が身に付きます。当ブログでは、中小企業診断士試験の最新情報や、中小企業診断士の活躍、TAC講座・出版情報等をお伝えします。

実務補習レポート

【診】「実務補習レポート」TACホームページに掲載!実務補習の実態がわかる!

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


試験合格後に実施される「実務補習」について
TACで合格された方々からレポートをいただきました!

TAC中小企業診断士ブログ_実務補習

実務補習は、診断士として診断実務能力があるか
実務を通して判断することを目的としています。

第2次試験合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けることで
診断士としての登録申請を行うことができます。

実務補習レポートは、TACホームページにて掲載しております!

実務補習レポート(TACホームページ)

その他、試験制度や実務補習の概要については
以下からご確認いただけます。

中小企業診断士試験制度、実務補習・従事の概要について

是非ご覧ください!

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【診】「実務補習レポート」第4回 鈴木 佐和さん コンサルティング業務を一通り経験(1)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


中小企業診断士試験合格後に実施される「実務補習」について
TAC合格者の方々からレポートを紹介させていただきます。

今回は、鈴木佐和さんの「実務補習レポート」を報告します!

前回のお話はこちら



実務補習レポート 第4回 
コンサルティング業務を一通り経験


TAC中小企業診断士ブログ_鈴木佐和さん

1.実務補習のスケジュール

2010年2月4日(木)、5日(金)、13日(土)、14日(日)、15日(月)


2.実務補習での取り組み
(担当部門、実習仲間とのやり取り、実務補習先について等)


【実務補習先】 赤坂の理容店

【担当部門】 人事・労務部門

【実務補習内容】

第1日目 A.M.
日本教育会館に集合。
担当指導員およびチームメンバーの自己紹介、座学、診断打ち合わせ。
役割分担決め。

第1日目 P.M.
2次データ収集。
港区役所にて、港区の昼間人口、夜間人口
赤坂近辺の理容店の数に関する資料調査。
赤坂駅で乗降客数調査を実施。
診断先店舗へ赴き実地調査を実施。
その後、本社へ異動し、ヒアリング実施。
懇親会実施。

第2日目 A.M.
データ整理、分析実施。
本社から入手した資料(財務諸表や人事関連資料等)の共有。

第2日目 P.M.
データおよびヒアリングを基にSWOT分析を実施。
診断の方向性を決定。
次回までに、各自の担当分野の診断レポートを書き上げる。

第3日目 A.M.
第1回原稿チェック。
各自の原稿の読み合わせを行い、方向性を確認。

第3日目 P.M.
レポートを基に、提案内容を確認、修正。

第4日目 A.M.
第2回原稿チェック。
変更点のみ読み合わせ。

第4日目 P.M.
付図付表の整合性チェック、レイアウト統一、誤字脱字チェック。
印刷製本発注。

第5日目 A.M.
製本チェック。
実務補習修了証書授与。
診断報告書提出。
プレゼンテーション練習。

第5日目 P.M.
本社へ異動し、報告会実施。
懇親会。

実習仲間は、金融系やIT系の方が多く
それぞれ得意分野を担当しました。

ひとつのテーブルで向き合って議論しながら進め
お互いの知識を提供しあうことによって
より専門的な意見や知識を実習仲間からも
得ることができました。


3.実務補習を終えての感想、今後にどう活かしていくか

簡易的ではありますが、実際にコンサルティング業務を
一通り体験することができて非常に有意義でした。

机上勉強だけでは身に付かない
実際の現場を垣間見ることができて
これまでの勉強を実務にどのように
活かすべきなのか体得することができました。

また、様々な業種で働く診断士の仲間もでき
それぞれの診断士に対する思い入れや
実務での活かし方を聞くことにより
より一層診断士業務の現実感が沸いてきました。

今後の情報交換や業務提携にも活かしていきたいです。

加えて、診断士として長年活躍されている
指導員の方から直接話を聞くことができて
診断士として独立する手法や
将来性、独立後の業務スタイルなど
疑問に思っていたことがクリアになり
その点においても非常に有意義でした。

おわり

次回もお楽しみに!



実務補習レポートはTACホームページでも
ご覧いただけます!

実務補習レポート

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次回もお楽しみに!

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【診】「実務補習レポート」第3回 尾崎 達彦さん プライスレスな経験と仲間が得られる(3)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


中小企業診断士試験合格後に実施される
「実務補習」について、TAC合格者の方々から
レポートをいただきました!

今回は、尾崎達彦さんの「実務補習レポート」
前回に続きご紹介します!

前回のお話はこちら



実務補習レポート 第3回 
プライスレスな経験と仲間が得られる(3)


実務補習の収穫

TAC中小企業診断士ブログ_尾崎達彦さん

実務補習を通じて得たものは3つあります。

1つ目は班の仲間です。

年齢や職業、性別の差を越えて長い付き合いの
できそうな仲間を得ることができました。

これはメンバーがプロ診断士として
真剣に取り組んだからこそ得られたものだと思います。

また、メンバーは様々な業種・職種の人々が集まります。

そのノウハウやスキルに触れることができるのも
大きな刺激になりました。

2つ目は中小企業経営者の考え方
価値観に触れることができたことです。

会社のことを最も深く考えている経営者に
試験勉強で得た知識をそのままぶつけても
説得力のある提言にはなりませんでした。

これから実務の世界で付加価値の
高い仕事をするための指針を得たと思います。

3つ目は、指導員を通じて感じた
診断士としてのあるべき姿です。

クライアントに接する姿勢や後進(受講生)
への助言の仕方など今後、参考にしたいことが
多くありました。

実務補習の経営診断は無償ですが
適当にやり過ごすのではなく
ここでのアウトプットが
今後の診断士としてのスタート地点の
高さを決めるつもりで貢献意欲を持って取り組んでください。

真剣に取り組めば、プライスレスな経験と
仲間を得ることができると思います。

おわり

次回もお楽しみに!



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次回もお楽しみに!

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【診】「実務補習レポート」第2回 尾崎 達彦さん プライスレスな経験と仲間が得られる(2)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


中小企業診断士試験合格後に実施される
「実務補習」について、TAC合格者の方々から
レポートをいただきました!

今回は、尾崎達彦さんの「実務補習レポート」
前回に続きご紹介します!

前回のお話はこちら



実務補習レポート 第2回 
プライスレスな経験と仲間が得られる(2)


アドバイス

TAC中小企業診断士ブログ_尾崎達彦さん

初日の経営者ヒアリングの前に受診企業のホームページや
業界データ等に目を通し、質問を考えておくのが望ましいです。

ここでポイントを聞き漏らすと
その後の課題抽出や報告書作成に響きます。

特に1社目は事前にメンバー間の
コミュニケーションが無い状態です。

初対面でもメンバーと質問項目の
議論ができる状態で初日を迎えるべきです。

PCスキル(ワード・エクセル・パワーポイント)に
自信がない方は事前に一通りの作業がこなせるように
準備をしておくべきだと思います。

ノートパソコンも必須です。

パソコンには上記ソフトが入っていると
望ましいと思います。

持っていなければレンタルも可能です。

また、報告書は主にワードで作成しますが
フォーマットを事前に共有しておくと
最終段階の原稿の統合がスムーズです。

働いている場合は、事前に会社や
上司・同僚との日程調整が不可欠です。

15日間コースで平日勤務の場合、休暇は
3日・2日・2日の計7日間取ることになります。

私は報告書作成が進まず
追加で一日、有給を取得しました。

また、体調管理も重要です。

作業時間の多寡は、指導員の方針や受診企業
メンバー構成等によって大きく変わるようです。

毎日18時には作業を終えていた班もあると聞きましたが
私の班は報告会当日の朝4時まで修正を重ねるなど
時間がかかりがちでした。

睡眠時間を削って作業せざるを得なかったため
体力面では率直にきつかったです。

つづく



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実務補習レポート

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【診】「実務補習レポート」第1回 尾崎 達彦さん プライスレスな経験と仲間が得られる(1)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


中小企業診断士試験合格後に実施される
「実務補習」について、TAC合格者の方々から
レポートをいただきました!

今回は、尾崎達彦さんの「実務補習レポート」を報告します!



実務補習レポート 第1回 
プライスレスな経験と仲間が得られる(1)


実務補習での取り組み

TAC中小企業診断士ブログ_尾崎達彦さん

私は15日間コースを選びましたので
2月4日から3月15日までの約6週間で
3社の診断を行いました。

実務補習の数日前に、指導員からeメールで
受診企業の情報や諸連絡事項が送られてきます。

それをもとにネット等で下調べをし
協会から送付される「実務補習テキスト」も参考に
初日の経営者ヒアリングの内容を考えておきました。

テキストは、1社目が始まる前にざっと読んでおきました。

班のメンバーは同じ居住地域から選ばれるようで
私の班は5人全員が同じ私鉄沿線でした。

5日間コースで1社目のみの受講者が1人
3社目のみの別の受講者が1人加わったため
その2回は6人のチームでした。

1社目は最年長であったことから
経営戦略を指導員より仰せつかりました。

2、3社目は希望して財務、人事の順に担当しました。

私の班の場合、経営戦略担当者がリーダーを兼任し
議論の司会進行や作業分担、進捗管理などを行いました。

初日はヒアリング後にその内容をまとめ
翌日までにSWOT分析から課題抽出まで進めました。

「ヒト・モノ・カネ・情報」「PPM」
「マーケティングの4P」「組織設計の五原則」など
試験で学習したフレームワークがこのプロセスで活躍します。

その後、担当作業を割り振り解散します。

そこからの数日は個人作業で、グループメールで
活発に意見や情報が飛び交います。

ここでメンバーの進捗から外れずに
チームの足並みを揃えていくことが重要です。

翌週末の土曜に再び集合して各自の成果物を持ち寄り
まだ煮詰まっていない部分を議論し
最終的な提言(報告書)の作成に入ります。

ここで指導員のアドバイスも仰ぎ
時に大幅にやり直す場合もありました。

翌日曜は各自の担当パートの最後の詰めと
全体の最終調整を行いました。

そして最終原稿を印刷サービスチェーン店に出して解散
翌月曜に製本された報告書を受け取って
一部を協会に提出しその後、受診企業で報告会
という流れでした。

報告書は70〜100ページ程のボリュームになりました。

費用は協会から補助が1社につき4,000円出ますが
それでは足りず、印刷や文房具代で一社ごとに
1人当たり1,500〜2,500円程度は自費負担しました。

3つの受診企業の業種は書籍卸業、製造業、建設業でした。

つづく



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