こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


「コンサルティングの現場から」
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。

中小企業診断士T先生の“コンサルティングの現場”を
シリーズで連載しています!

  前回のお話はこちら



コンサルティングの現場から 第32回 
診断士流監査役(5)


中小企業の監査役の実態

TAC中小企業診断士講座 コンサルティングの現場から

ところで、監査役を見たことがあるだろうか?

普段目にする立場にいる人には間の抜けた質問かもしれないが
中小企業、特に小規模企業では、監査役を見たことがない方も
大勢いるに違いないと思う。

その理由は、中小企業の監査役と言えば
社長の親兄弟、配偶者、信頼できる友人であったりすることが多く
必ずしも会社に顔を見せているとは限らない。

また既述の6ステップの業務は微塵も行っておらず
監査報告書に押印する印鑑も総務部に保管している三文判を
勝手に押していることすらある。

しかし、これはある意味合理的で
中小企業では「株主=取締役」であることが多く
このケースにおいて株主から依頼を受け
て取締役を監査するという監査役の業務自体が
無意味とも言えるからである。

会社法になっても取締役会を設置する会社で
会計参与がいない場合(委員会設置会社を除く)は
監査役を設置しなければならず
今後も監査役を置かざるを得ない会社は多いと思われるが
中小企業では監査役の業務そのものは
直接的に利益を生み出さないものであるなどの理由で
機能しない監査役を人選してしまうケースが多くなると思っている。

つづく



最新の「コンサルティングの現場から」は
TAC中小企業診断士講座メールマガジンでご覧いただけます!

  メールマガジンの登録はこちら

「コンサルティングの現場からは」は来週木曜日に更新予定です。

次回もお楽しみに!

TAC中小企業診断士講座