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TAC中小企業診断士講座のMOPです。


「コンサルティングの現場から」
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。

中小企業診断士E先生の“コンサルティングの現場”を
シリーズで連載しています!

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コンサルティングの現場から 第17回 
中小企業の「健康管理」(4)


捨てる勇気・変える勇気(1)

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分析結果をF社長・会長に伝えるとともに
改善のための提案をした。

提案内容は以下のとおりである。


<提案1>

主要取引先の取引条件を見直し、与信管理を徹底する。

<提案2>

賃金体系を一本化し、業務量にあわせた人件費管理をする。

<提案3>

借入金返済計画の見直しにより資金収支を安定させ
自立した資金管理をする。


上記改善案はいずれも経営陣を驚かせる内容であった。

それもそのはず、改善案はいずれもD社の経営に負の影響を与える
リスクを含んでいるからである。

主要取引先に条件を提示するなんてことは
中小企業の受注形態を知っていれば常識的には考えられない。

X社からの受注比率は20%超あり、条件提示をして下手をすれば
主要取引先を失うことになるかもしれない。

また、賃金体系の変更も、古参従業員の反発があることは必死だ。

2代目のF社長を軽く見ている古参従業員が素直に従うとは考えにくい。

さらに、既存借入金の見直しをするなんて!
メインバンクの不興を買ったら今後資金供給が
受けられなくなってしまうのではないか?

さまざまな不安を社長は話す。

つづく



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