こんにちは!
TAC中小企業診断士講座です。


TAC株式会社 代表取締役社長 斎藤 博明より
ブログをご覧の皆さんへメッセージがございます!

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『中小企業診断士』という選択 第2回
TAC株式会社 代表取締役社長
斎藤 博明


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私は29歳の時にTACを設立した(80年)。

TACは公認会計士市場からスタートした。

次に巨大な税理士市場へと領域を広げた。

いずれも会計分野での戦いであった。

85年にTACは異分野である情報処理市場に点を打ち
会計分野以外の道の世界にまで視界を広げた。

翌86年に宅建と社会保険労務士を開講すると
87年には行政書士、さらに88年には
英文会計講座を開講した。

手持ちの戦力はこれで限界になった。


TACは同時に幾つもの市場で既存勢力との戦いに忙殺された。

その最中に、私は中小企業診断士の資格取得のための講座を
TACで始めようと提案した。

無謀な提案であった。

割くべき戦力は底をついていた。

会社内は、中小企業診断士の開講に否定的であった。

それでも私は、社会人が学習する際に
中小企業診断士ほど有用な試験は無いと信じ
開講にこだわった。


何よりも、マーケティングが試験科目にあるのは
中小企業診断士試験だけであった。

マーケティングの感覚は、社会人にとり
必須の教養であると私は思った。


さらに、会社を分析するのに必須な会計・数字が
試験科目にされていた。

ビジネスに携わる人にとり、会計の感覚は不可欠であった。

中小企業診断士の試験では
財務諸表をどう分析するのかが問われた。


今では、経済学も試験科目にされている。

グローバル化する現代社会では
マクロ的な視点を持つことが
経営の舵を操る人に求められる。

激変する環境を読み違えると
会社が方向を見失い路頭に迷うことになるからだ。

このように中小企業診断士試験では
経営学から会計学、労務、マーケティング、情報技術と
ビジネスのベースとなる幅広い知識が求められる。

つづく



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