こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


「紹介!TAC講師プロフィール」
講義を担当する講師を紹介するコーナーです。

第77回目は、山崎有生先生へのインタビューになります。

前回のお話はこちら



もしこの世の中にコンサルタントがいなかったら(4)
山崎 有生 先生
東海地区担当


TAC中小企業診断士講座_山崎有生

中小企業の経営者はよく、身近な税理士さんに
相談されることが多いとお聞きします。


相談は受けられるようですが、税理士の先生は
結局、会計・税務関係の専門家ではありますが
どうやったら売上を伸ばせるかとかいう話にはならないし
たとえば経費を使うのもいいのですが
それをどうやったら未来投資に活かせるのか
ということまではなかなかアドバイスしてもらえないようですね。

その点、診断士の場合は財務・会計、情報システム、マーケティング……など
様々な視点でアドバイスをすることができます。

ですから、税理士さんが診断士を勉強されると鬼に金棒だと思いますね。

当社で一緒に働いている診断士の中にも
以前、税理士事務所に勤務していた人がいます。

中小企業診断士試験には科目免除の制度もあり
税理士と公認会計士は「財務・会計」がそれに相当します。

ちなみに私の場合はソフトウェア開発技術者(現在の応用情報処理技術者)
の資格を持っていたため、「経営情報システム」の科目が免除となりました。

昨今、IT業界で働きながら診断士を目指す人が増えています。
その傾向はどんなところから来ているのでしょうか。


これからクラウドとかそういう世界になっていくと
ITの本質はサービスの提供なんですね。

そうすると、今までのようにSEがお客様の要求を聞いて
その要求を基にプログラマがゼロからシステムを組むというよりは
既存のものを活かしながらそれをカスタマイズして
お客様に提供するという風になっていきます。

もちろんプログラムやネットワークのスキルが
いらなくなるわけではないのですが
より経営に対する知識とか、業務に関連した知識が
求められるようになります。

その上で対人能力(ヒューマンスキル)が欠かせません。

経営者と直に、あるいはマーケティングや製造の部長とも
話ができる能力が必要になってくることから
診断士にチャレンジする人が増えているのではないかと思われます。

もともとSEやプログラマの方というのは
そういうことが苦手な傾向があったわけですか。


そうですね。どちらかと言うと人間よりも機械のほうが好きな方が
来るという業界ですしと言われていますね。

コミュニケーションの場も少ないですね。

しかし、だんだん上位層に行くに従ってそういう機会が増えていきます。

つまり、コミュニケーション能力がないと上に行けないので
診断士の勉強される方が増えるのは当然のことでしょう。

SEの仕事は結局、お客様の問題解決・課題解決になるので
コンサルタントに通じるところがあると思います。

つづく

_SS500_

SEのための29歳からのキャリア向上計画
山崎 有生 著
技術評論社



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