こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


「コンサルティングの現場から」
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。

中小企業診断士A先生の“コンサルティングの現場”
をシリーズで連載しています!

前回のお話はこちら



コンサルティングの現場から 第84回 
カウンセリングの依頼(2)


事前調査の実施

TAC中小企業診断士ブログ_カウンセリング

カウンセリング実施日まで1週間程度しかなかった。

まず、人事部長より、会社が現時点で
把握している基礎情報を入手した。

また、関連書物、資料等を利用することにより
心の病の現状や職場での対応状況に
関する調査を早急に行った。

そして、調査の結果、大きく次のことがわかった。

(1)
まじめな人(あるいは、まじめすぎる人)ほど
心の病にかかりやすい。

(2)
近年、心の病により休職、あるいは
退職する労働者が増えている。

そして、その多くが30代〜40代の
中間管理職になりたての労働者が多い。

(3)
30代〜40代の中間管理職になりたての労働者に多いのは
1人あたりの仕事量が増えていることによる。

これは、バブル経済崩壊により
企業がヒトの採用を抑制していたため
ヒト不足により現在中間管理職になりたての
従業員の業務量が増加していることが1つの原因である。

(4)
大企業ほど、メンタルヘルスに対する対策を行っている。

これに対し、中小企業は、メンタルヘルスに関する対策を
まったく行っていないに等しい状況である。

(5)
コミュニケーション不足も1つの大きな要因となっている。

つづく



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