こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。


中小企業診断士試験合格後に実施される
「実務補習」について、TAC合格者の方々から
レポートをいただきました!

今回は、尾崎達彦さんの「実務補習レポート」を報告します!



実務補習レポート 第1回 
プライスレスな経験と仲間が得られる(1)


実務補習での取り組み

TAC中小企業診断士ブログ_尾崎達彦さん

私は15日間コースを選びましたので
2月4日から3月15日までの約6週間で
3社の診断を行いました。

実務補習の数日前に、指導員からeメールで
受診企業の情報や諸連絡事項が送られてきます。

それをもとにネット等で下調べをし
協会から送付される「実務補習テキスト」も参考に
初日の経営者ヒアリングの内容を考えておきました。

テキストは、1社目が始まる前にざっと読んでおきました。

班のメンバーは同じ居住地域から選ばれるようで
私の班は5人全員が同じ私鉄沿線でした。

5日間コースで1社目のみの受講者が1人
3社目のみの別の受講者が1人加わったため
その2回は6人のチームでした。

1社目は最年長であったことから
経営戦略を指導員より仰せつかりました。

2、3社目は希望して財務、人事の順に担当しました。

私の班の場合、経営戦略担当者がリーダーを兼任し
議論の司会進行や作業分担、進捗管理などを行いました。

初日はヒアリング後にその内容をまとめ
翌日までにSWOT分析から課題抽出まで進めました。

「ヒト・モノ・カネ・情報」「PPM」
「マーケティングの4P」「組織設計の五原則」など
試験で学習したフレームワークがこのプロセスで活躍します。

その後、担当作業を割り振り解散します。

そこからの数日は個人作業で、グループメールで
活発に意見や情報が飛び交います。

ここでメンバーの進捗から外れずに
チームの足並みを揃えていくことが重要です。

翌週末の土曜に再び集合して各自の成果物を持ち寄り
まだ煮詰まっていない部分を議論し
最終的な提言(報告書)の作成に入ります。

ここで指導員のアドバイスも仰ぎ
時に大幅にやり直す場合もありました。

翌日曜は各自の担当パートの最後の詰めと
全体の最終調整を行いました。

そして最終原稿を印刷サービスチェーン店に出して解散
翌月曜に製本された報告書を受け取って
一部を協会に提出しその後、受診企業で報告会
という流れでした。

報告書は70〜100ページ程のボリュームになりました。

費用は協会から補助が1社につき4,000円出ますが
それでは足りず、印刷や文房具代で一社ごとに
1人当たり1,500〜2,500円程度は自費負担しました。

3つの受診企業の業種は書籍卸業、製造業、建設業でした。

つづく



実務補習レポートをTACホームページでも
掲載しています!

実務補習レポート

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以下からご確認いただけます。

中小企業診断士試験制度、実務補習・従事の概要について

次回もお楽しみに!

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