こんにちは!
TAC中小企業診断士講座のMOPです。
「コンサルティングの現場から」は
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。
中小企業診断士T先生の“コンサルティングの現場”
をシリーズで連載しています!
前回のお話はこちら
コンサルティングの現場から 第66回
低迷する商店街支援(3)
商店街低迷の悪循環(2)

例えば、イメージの良い街の主として
多くの店主は高い誇りを持っている。
それ自体は良いことでもあるが
反面、顧客や競合への関心が低下する
驕りにもつながりやすい。
加えて、テナント料は高額に設定でき
繁盛に向けた意欲より、貸したときの
資産価値が行動基準となってしまうと
環境に対応しようとすることはまずなくなるといってよい。
イメージが良い街には関心が集まる。
何かと商店街を窓口に提案が舞い込み
メディアからの申し出や教育機関
行政からの提案も多い。
イベントも定例的に行っており
それなりの集客をあげる。
ただ、これらも商店街サイドのビジョンや
体制が整備されていないと
その場しのぎの対応の連続になってしまう。
常に受身に終始し、目標も見失い
依存体質が染みこむ。
結果、個々の経営力は弱体化していってしまう。
これらの結果、商店街振興組合の活動は負担感だけが残り
求心力ある活動ができていないのが現状であった。
一方で、それでもイメージアップのためにと
社運をかけて商店街に新規出店する者は後を絶たない。
新旧の店舗間にある温度差の違いはさらに広がり
商店街の組織力に現れる。
となると、求められている機能を発揮するための
パブリックな意識が生まれる土壌はますます見出しにくい。
つづく
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「コンサルティングの現場からは」は来週木曜日に更新予定です。
次回もお楽しみに!
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商店街低迷の悪循環(2)

例えば、イメージの良い街の主として
多くの店主は高い誇りを持っている。
それ自体は良いことでもあるが
反面、顧客や競合への関心が低下する
驕りにもつながりやすい。
加えて、テナント料は高額に設定でき
繁盛に向けた意欲より、貸したときの
資産価値が行動基準となってしまうと
環境に対応しようとすることはまずなくなるといってよい。
イメージが良い街には関心が集まる。
何かと商店街を窓口に提案が舞い込み
メディアからの申し出や教育機関
行政からの提案も多い。
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ただ、これらも商店街サイドのビジョンや
体制が整備されていないと
その場しのぎの対応の連続になってしまう。
常に受身に終始し、目標も見失い
依存体質が染みこむ。
結果、個々の経営力は弱体化していってしまう。
これらの結果、商店街振興組合の活動は負担感だけが残り
求心力ある活動ができていないのが現状であった。
一方で、それでもイメージアップのためにと
社運をかけて商店街に新規出店する者は後を絶たない。
新旧の店舗間にある温度差の違いはさらに広がり
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