TAC中小企業診断士講座ブログ

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。資格取得により企業経営に関する体系的な知識が身に付きます。当ブログでは、中小企業診断士試験の最新情報や、中小企業診断士の活躍、TAC講座・出版情報等をお伝えします。

コンサルティングの現場から 第10回 「雨降って地固める」コンサルの醍醐味は奥が深い(3)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座です。


「コンサルティングの現場から」
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。

中小企業診断士S先生の“コンサルティングの現場”
をシリーズで連載します!

  前回のお話はこちら



コンサルティングの現場から 第10回 
「雨降って地固める」コンサルの醍醐味は奥が深い(3)


魅力溢れる現場(3)

005756_m 

SのW社に対する開発支援がスタートである。

まず、社長が現在のコンピュータ会社と
喧嘩になった原因をOに聞いた。

3年前に導入した現在のコンピュータであるが
業務機能を追加開発したため、容量不足になってきた。

コンピュータ会社は、新機種に切りかえることを提案。

しかし、導入時に「5年間は容量不足の心配不要」
と言っていたにもかかわらずの
身勝手なコンピュータ会社の提案にW社長が激怒。

さらに、新機種への乗せ替えに際して
プログラムの移管費用まで必要になるとあって
社長は取引停止を決断した。

W社長にとって業務機能の追加や乗せ替えなどの要件は関係なく
約束をしておきながらそれを守らない点が癇にさわったようである。

以後、W社長との対応に注意すべき点である。


続けて、現在の出力帳票をチェックした。

顧客毎の売掛状況が把握できる一覧表と
顧客毎の個別売掛伝票、顧客の50音順名簿。

これらは月末の更新時に1度出力される。

あとは、毎日の売上や入金データ入力時のチェックリストである。

「これで顧客を管理しているって言えるの?」

現在であれば、企業側の価値観を踏まえて一歩先の提言をする。

しかし、当時のSは若かった。事務の長であるOの面前で

「これだけですか?」

と聞いてしまった。

きっと、「この程度で顧客管理とは言えませんね」
と表情にも声にも出ていたことだろう。

W社の事務に係る全権限を持ち
W社を安定的に運営してきたOには無礼千万である。

しかし、妙齢の彼女は穏やかだった。

「じゃあ、Sさんはどんな帳票を提案してくれるの?」

と聴かれた。

Sは他社に導入してきたプログラムのサンプルを見せ
顧客管理の必要性を説いた。

戦略的活動のため、営業担当別の売上集計
売上商品分類別の粗利分析、顧客毎の季節変動分析などを提案した。

Oにとっては、初めての切り口だったのだろう。

なるほどと思う反面、面白くない。

それでも、彼女は大人だった。

「いろいろなプログラムがあるのね。
 W社でも使えるのかしら…」

Sは売掛業務処理だけでなく、販売実績の分析管理まで取り入れてこそ
企業経営であることを説いた。

「そう。じゃあ、作って、見せてもらおうかしら…」

と言うOの言葉に、

「よし。この企業も俺のコントロール下に入った」

とSは思った。

つづく



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「コンサルティングの現場からは」は来週木曜日に更新予定です。
次回もお楽しみに!

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紹介!TAC講師プロフィール 第28回 森 国彦 先生 キャッチフレーズは「財務諸表を見ることのできる技術者」(3)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座です。


「紹介!TAC講師プロフィール」
講義を担当する講師を紹介するコーナーです。

第28回目は、森 国彦 先生を前回に続き紹介します!

  前回のお話はこちら



キャッチフレーズは「財務諸表を見ることのできる技術者」(3)
森 国彦 先生
関西地区担当


TAC中小企業診断士講座_森国彦

話は変わりまして、休日はどのように過ごされていますか?

体を動かす事が好きなので
家にじっとしていることは少ないですね。

顧問先の仕事やTACでの講義やその準備がない時は
40年来続けているテニスを楽しんだり
少し余裕のあるときはゴルフをしたりしています。

テニス40年はすごい!
先生が「元気」である理由がわかりました。

スポーツ以外ではいかがですか?


新しくオープンしたり話題になっている
繁華街や商業施設などをブラブラと見に行ったりしています。

このブラブラ見学は結構2次試験の事例問題を考えるヒントになりますよ。

近所のショッピングセンターへ買い物にも良く行きます。

何か課題を持って見れば色々と勉強になりますね。
   
最後にメッセージをお願いします。

大学受験以降、勉強らしい勉強はしていない方が多いと思います。

実社会の体験をしつつ経営全般について学習する事は
皆さんの人生を大きく拡大するチャンスです。

私の場合は、技術→開発→商品企画→(診断士合格)→
技術企画→技術管掌専務付→広報管掌→IR管掌→経営企画室管掌
と経験しました。

合格を機に、より広い視野で物事を見る立場になりました。

「財務諸表を見る事の出来る開発技術者」

をキャッチフレーズに自分を売り込み
満足できるキャリアを積むことができたと考えています。

自分の幅を広げ、社内外の人脈を拡大するのに
「診断士」は格好の資格です。

決して簡単な試験ではありませんが
チャレンジするにふさわしい資格です。

1年間切磋琢磨して共に頑張りましょう!

本日はありがとうございました!

次回もお楽しみに!



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次回の「紹介!TAC講師プロフィール」もお楽しみに!

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紹介!TAC講師プロフィール 第27回 森 国彦 先生 キャッチフレーズは「財務諸表を見ることのできる技術者」(2)

こんにちは!
TAC中小企業診断士講座です。


「紹介!TAC講師プロフィール」
講義を担当する講師を紹介するコーナーです。

第27回目は、森 国彦 先生を前回に続き紹介します!

  前回のお話はこちら



キャッチフレーズは「財務諸表を見ることのできる技術者」(2)
森 国彦 先生
関西地区担当


TAC中小企業診断士講座_森国彦

先生の講義方針を教えてください。

学習のうえで1番大切なのは、この学習内容は
「なぜ必要なのか?」「何に役立つのか?」
「背景は何か?」「課題と限界は何か?」
など、狙いを自分なりに考えて学習するクセをつけることだと思いますね。

だから、私は学習する知識は実際の経営とどのように関わるのかを
実例を挙げて解説するように心掛けています。

使いこなせない「机上の理論」だけでは、診断士とはいえませんよね。

テキストの内容を覚えるより、まず理解ですね。

受講生の理解を助ける講義でありたいと、いつも思っています。
   
実例を挙げて解説いただけるのは
受講生にとって本当にありがたいと思います。

それでは、どんな先生を目指されていますか?


テキストの基礎知識の理解とともに
経営の現場がイメージできるような
臨場感のある講義をしたいと思っています。

と言うのも、2次の事例問題を中心に担当していて
私の会社員時代の実務経験と
顧問先の中小企業の生の姿をリアルに説明することで
受講生に具体的なイメージを持って欲しいからです。

これがないと、2次試験は非常に難しくなると思います。

受講生の皆様と同じ目線で指導する事を心掛けています。

つづく



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次回の「紹介!TAC講師プロフィール」もお楽しみに!

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