こんにちは！
ＴＡＣ中小企業診断士講座のＭＯＰです。
「コンサルティングの現場から」は
現役中小企業診断士のコンサルティング事例を
紹介するコーナーです。
今回より中小企業診断士Ｅ先生の
“コンサルティングの現場”をシリーズで連載します！
前回のお話はこちら
コンサルティングの現場から 第１４回
中小企業の「健康管理」（１）
資金繰りを圧迫する要因を探る（１）
コンサルタントとして独立して２年目に入ったころ
社会保険労務士のＴ氏から次のような相談があった。
「私の顧問先が資金繰りに苦労している。
ひとつ相談に乗ってくれないだろうか。」
Ｔ氏は社会保険労務士として活躍しているが
資金管理は専門でなく、企業財務を得意としている私を
紹介してくれたというわけだ。
資金繰りに関する相談は非常に多い。
中小企業は相対的に内部留保が薄く
借入依存体質に陥りがちである。
資金の出し手である金融機関は企業の期間利益や担保等を
基準に与信判断をする傾向にあり
融資先の資金繰りをあまり考慮しないで融資することが多く
借入後の返済が中小企業の資金繰りに過度な負担となる。
今回の依頼先も正にそのケースであり
メインバンクに資金調達を依存しすぎた結果
資金収支が不安定になってしまった。
しかし、利害関係者である金融機関に相談することができず
Ｔ氏に相談があったというわけだ。
つづく
最新の「コンサルティングの現場から」は
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「コンサルティングの現場からは」は来週木曜日に更新予定です。
次回もお楽しみに！
ＴＡＣ中小企業診断士講座
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資金繰りを圧迫する要因を探る（１）
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「私の顧問先が資金繰りに苦労している。
ひとつ相談に乗ってくれないだろうか。」
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資金繰りに関する相談は非常に多い。
中小企業は相対的に内部留保が薄く
借入依存体質に陥りがちである。
資金の出し手である金融機関は企業の期間利益や担保等を
基準に与信判断をする傾向にあり
融資先の資金繰りをあまり考慮しないで融資することが多く
借入後の返済が中小企業の資金繰りに過度な負担となる。
今回の依頼先も正にそのケースであり
メインバンクに資金調達を依存しすぎた結果
資金収支が不安定になってしまった。
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